えらそうなオヤジにならないために
2008年 08月 31日

本を読んでいたら、こんな一節に出会いました。
僕のブログを読んでくれている若いエンジニアがいっぱいいるじゃないですか。単にブログを書いているだけだけだと、だんだん時代からずれていくんですよ。「俺は昔こんなプログラムを書いていたんだぞ」と言いながら今の技術にまったくうとかったら、「えらそうなオヤジが何書いてるんだ」となってしまう。それってなんか嫌ですよね。若い連中に対抗しようというよりも、そうしないと僕の言っていることに説得力がないと思って、時間を作ってJavaスクリプトを書いたりしているんです。(「おもてなしの経営学」中島聡(アスキー新書))
教壇を離れて10年が経とうとしている現在、「時代からずれていく」というのは痛切に感じるところです。さまざまな先生方とお会いし、英語の授業について話しあって、「ほぉー」と思うことがあったり、「ここはこんなふうにすればいいのに」と考えることはかなりあります。
特に後者の時に、「昔、私はこうしていたのだけれど」と例を出して説明することが多いのですが、相手にとってはまさに「俺は昔こんなプログラムを書いていたんだぞ」という言葉に聞こえてしまうことがあると思うし、「えらそうなオヤジが何かいているんだ」ということを感じてしまうかもしれません。ショックですよね。
だから、今、何をしているのかが大切になると思います。
このウェブサイトは私的なものなので、その材料となるものは勤務時間にはできません(当然のことです)。私的な時間にコツコツ考えて進めてきましたし、これからもそうするつもりです。(ここに書いたことを仕事に使ったことはありましたが、それはかまわないと思っています)
だから、今、何をしているかが大切です。
さあ、進めましょう。
▲ by tawashisroom | 2008-08-31 21:54 | 仕事の進め方