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五十肩のリハビリも悪くない──「自分」整理術(50代後半)その3


6月末から肩が痛み、8月末に本格的に治そうと整形外科へ行ったら、やっぱり五十肩。あれから暇を見ては18時半の受付締切に間に合うようにクリニックに飛び込み、電気を掛けてマッサージを受けています。おかげさまで、少しずつ肩が動くようになってきました。ただ、肘を曲げて背中を下から掻くなどの動作は、まだ結構つらいです。

こんなふうに「妙な病気自慢」になってしまうのは年齢のせいかなとも思いますが、リハビリをやっているといろんな発見がありました。5月までの生活の水面に水滴が落ちて波紋が広がっているような感じですが、こんな気づきがたくさんあるのでリハビリも悪くないとこの頃は思っています。

その1 前の日よりも肩が少し動くようになるのは、うれしい
 変化というか回復です。「成長」と言ってもいいかもしれません。できなかったことができるようになる体験がこんな実感を生むんだということを、改めて確認できました。特に、朝、ネクタイを首の周りに巻くのが少しずつ楽になったときには、嬉しさを痛感しました。

その2 リハビリでは会話も大切
 私が掛かっている整形外科のマッサージ担当者(技師さんです)は、マッサージのときにさまざまなことを話しかけてきます。こちらも話すので会話が続きますが、気がつくと心がすっかりリラックスしています。もしかすると、この心の平穏さが体のリハビリには必要なのかもしれません。先日来校されたスクールカウンセラーに話して看ると「そうかも知れませんね」との返事でした。

その3 人の体は不思議
 単純に手を上や横に上げるのはできても、肘を少しひねって上や横に上げると痛みが走ることがあります。また、ある方向に手を差し伸べるのが大丈夫でも5度ほど方向を変えると痛いのです。人の体の不思議さと緻密さを感じています。

by tawashisroom | 2018-11-24 07:02 | 「自分」整理術