単元の終わりは振り返りをガッチリ──アクションリサーチ全国大会に参加して(その3)   


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アクション・リサーチ第8回全国大会のその3です。基調講演と実践発表で「これは!」と感じたことをその1とその2に記してきました。同様に、その3も実践発表で示された単元終わりの振り返りについて書きます。

具体的にいうと、振り返りシートの工夫です。次の点が印象に残りました。
○単元はじめに設定した目標設定リストの大まかなくくりごとに振り返る。
○前単元の振り返りと今回の振り返りと比べる。
この二つのことにより、子供の成長がわかる。

うまい工夫です。振り返りが単なるイベントではなく、PDCAサイクルにうまく乗っています。だから、教師や生徒がそれぞれの成長を自覚することができるのでしょう。もし、もう一工夫するのなら、単元の最初のときの自分の気持も書かせることも大切です。自分自身が授業をしていたときには、次のことに気をつけていました。
「手びきを作るときに心がけていることは(本当は,「大村はま国語教室6 作文学習指導の展開」-大村はま【筑摩書房 1983】を読んでもらうのが一番いいのですが),次の3つです。
■ 自分の努力や発表を大切にする気持ちを持たせる。
■ 書き出すきっかけとなる話題を数多く示す。
■ 気持ちや行動を具体的に記述するための留意点・参考例を示す。」

見てわかるとおり、単元はじめに設定した目標のことや前単元の振り返りについては私は完全に抜けています。オヤオヤオヤ。

かつて自分自身で注意していたのは「目標設定や振り返りは授業のkeyだけれど、main activitiesにはならない。やっぱり英語の授業は子どもたちが英語を使う活動が大切」ということです。今もその気持はあまり変わっていません。しかし、今回の実践発表に接して、「でも、やっぱり、目標設定や振り返りは、主たる学習を推進するだけの効果はある」と感じました。どのくらいの時間をかければいいのか、実際の授業の流れで変わってくるのでしょう。

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by tawashisroom | 2018-10-08 01:29 | 英語教育

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