三方千両得──神奈川大学英語教育研究大会に参加して(その1)   

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12月17日、神奈川大学で開催された第21回神奈川大学英語教育研究大会に参加しました。初めての参加で、しかも都合により昼過ぎに堆積せざるを得なかったのですが、いろいろな収穫がありました。何回かに分けて書きます。まず、大会の運営のうまさです。「三方千両得」という言葉が頭に浮かびました。

今年のこの大会は、実践発表と講演でした。




実践発表は、神奈川大の卒業生で小・中・高の教員をしている人が担当し、「発表・質疑応答・指導助言」が1セットになります。そして講演は英語教育のバリバリの実践家でした(自分の都合で今年は聞けず、とても残念です)。参加して、この方法は発表者・参加者・運営者それぞれにメリットがあるなと感じました。

発表者にとってのメリットですが、自分の実践を振り返り、まとめるよい機会です。また、会場の参加者から質問や意見ももらえますし、自分の大学時代の指導教官からも市場助言を得ることができます。私が聞いた小・中の発表者はいずれも若手でしたが、きっと多くのことを得たと思います。

参加者にとっても収穫は大です。実践発表自体はキラリと光るところも多々あり、また、「おや?」というところもいくつかありました。それを聞きながら、「自分の授業はどうなのだろう」と振り返ることができますし、また、各店について大学教授のコメントを聞くこともできます。私は参加者の立場でしたが、コストパフォーマンスの高い時間でした(詳しくは「その2」に書くつもりです)。

主催者にとってもメリットの多い形式でした。指導助言のお二方はどちらも英語教育会の有名な論客ですが、実践発表への助言の中で、具体的な辞令に触れながら、それぞれの主張をわかりやすく参加者に伝えることができます。話術のうまさも伴って、聞いていた私は何度も頷いていました。さすが神奈川大学です。

こんなふうに、発表者・参加者・運営者のそれぞれに取って「とてもおいしい」形式の研究大会でした。大岡越前守がこれを見たら、「三方千両得」と言ったことでしょう。

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by tawashisroom | 2017-12-17 22:06 | 英語教育

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