Heaven can wait and teachers should wait.   

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7月28日は早稲田大学におじゃまして、フィンランドから来日されたばかりのメルヴィ・ヴァレ先生のお話を聞く機会がありました。さまざまにご配慮くださいました田中教授に深く感謝しております。

さて、ヴァレ先生のお話からはいろいろなことを学ぶことができました。その一つが次の指摘です。
Do I allow the child to find the right word?
Do I refrain from interrupting or assuming I know what will be said?
まさに、「先生は、授業で待てますか」と問いかけています。

ここからは私の経験と私見になりますが、英語の授業で待つことは私は苦手でした。



というのも、自分自身はせっかちですし、英語の授業でフラッシュカードを使うときの音読はリズムよく進めることを大切にしていました。だから、途中でだれかが詰まってしまうと、すぐにフォローしてしまい、その生徒が正しく言えるまで待つことはあまりしません。

ただ、絵をcueにして英文をつくる活動や授業の柱となる言語活動などでは、ちょっとは待つことができたかなと思います。じっくり待つことができたのは、関心・意欲・態度の評価の機会も兼ねて、ストーリーテリングの音読練習の希望者を募ったときです。全員の前での音読練習ですので、最初に手を挙げるのはとても勇気が要ります。だから、なかなか希望者が出ません。そのときには、のんびり待ちました。もちろん待っても出ないときには、全員の前で練習することの大切さを補足説明しました。そうすると、誰かが手を挙げます。一人あげたら、もうこっちのものです。だんだん、手を挙げる人が増えてきます。

今、改めて思うのは、もっといろいろな場面で待つことが必要だったなということです。そうすれば、もっと良い授業ができて、子どもたちももっと英語が得意になったでしょう。

wait という単語が出てくれば、私の年代の英語教師にとって頭に浮かぶのは "Heaven can wait." というシャレた表現の映画です。そこで、今回のメモのタイトルが生まれました。
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by tawashisroom | 2013-07-29 00:42 | 英語教育

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