Welcome to Tawashi's Room 雑記帳


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教師の変容も研究の目的になるのかな

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「『○○の重要性について教師の認識が深まったことが収穫の一つである』という学校研究のまとめがよくあるが、これは全くのお門違いである。子どもの変容を記述すべきである。」とこれまで考え、発言してきました。

その思いは変わりませんが、最初から「教師の認識の変化」を研究のねらいの一つに置いてしまえば、教師の変容を成果の一つとして示すことも可能かなと思いました。

つまり、教育研究の対象として、生徒とともに教師も入れてしまおうということです。もともと教育は「生徒」「教師」「教材」の三要素からなっているのですから、教材の工夫や生徒の成長とともに教師の変化も研究の目指すものとして掲げてもかまわないわけです。

もちろん、教師の変容だけでは困っちゃいますけれども。
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by tawashisroom | 2010-08-25 05:11 | 英語教育


「ダメな授業だ」などと言わないで

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「キャラクター小説の作り方」(大塚英志 角川文庫)からの二つめの引用です。
「僕はミステリーやホラー小説の書評を半端なライターが偉そうにこのプロットは破綻している、と書いているのをみる度にやれやれと思います。そんなことを指摘するのは「評論」ではありません。破綻していても無理やり読ませてしまう、というのがプロの書き手であって、読者でありかつ将来は作者を目指すあなたたちは「物語が破綻している」などとしたり顔でいうだけの人たちを決して見習わないで下さい。他人の「破綻」は自分の技術を磨くためにのみ活用することです。」(p.149)

「破綻していても、無理やり読ませてしまう、というのがプロ」というのは授業でも同じです。それがプロの教師です。(いつも破綻してばっかりでは困ってしまいますが)

ズキンと来たのは、後半の「したり顔でいうだけの人たちを決して見習わないで下さい」のところです。英語の授業でいうと、教員の授業を見て指導する人たち、つまり指導主事や管理職のことかなと最初は思っていたのですが、よく考えるとそれだけではありません。初任者、中堅、ベテランを問わず、先生方全員に必要なことだと思います。

他人の授業を見るときでもこの姿勢は大切ですし、自分の昔の実践を振り返るときにも「若気の至りでお恥ずかしい」などとは済ませていられません。

そうしないと、英語教員の力量アップなんて無理ですものね。
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by tawashisroom | 2010-08-24 05:03 | 英語教育


授業ではきっちりと迷子に

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「キャラクター小説の作り方」(大塚英志 角川文庫)を読んでいたら、次の文に出会いました。
予定があって始めてこそ予定通りにいかなくなるのであり、旅にたとえれば旅慣れた熟練者たちは時には予定表なしの旅も可能ですが、旅の初心者たちにはやはりちゃんとした日程表は必要です。その上で、きっちりと迷子になる必要があり、(以下、略)[p.136]

これを読みながら、授業づくりも同じだなと思いました。まず、大まかでもいいから授業の流れをつくって、そして授業に臨んでみると、生徒の反応はさまざまであり、予定どおりに行くこともあれば、いかないこともある。それが授業です。

授業の流れの作り方も、授業研究のときにはきちんと指導案を書きますが、通常は略案やラフスケッチ止まりがほとんどで、それも文書にするときもあれば、頭の中でさささっとイメージしておしまいというときもあります。「それなら書かなくても一緒だ」という意見にはくみしません。臨機応変とハチャメチャとは違います。

しかし、そうやって予定を立てていても、授業はそのとおりには進みません。生徒の予想外な反応がきっとあります。一時間の授業の中では現れたり、現れなかったりしますが、一つの単元の流れの中では必ず現れます。

そこでどうするのか。教師の腕の見せ所ですね。
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by tawashisroom | 2010-08-23 19:35 | 英語教育


なぜ疑問文は "Are you ...?" なのかな

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久しぶりに若林俊輔先生の著書を読みました。「英語の素朴な質問に答える36章」(ジャパン・タイムズ 1990)です。読むのは初めてで、市内の図書館にはなく、近隣市の図書館から取り寄せてもらいました。その第3章をみてびっくりしました。「疑問文ではなぜ主語と動詞の順序を入れ替えるのか」という問いと、若林先生の答えが載っていたのです。

その答えは、自分自身が教師になりたての頃、授業で生徒に聞かれて答えたそのものでした。ただ、あれを答えたときには、若林先生から大学の授業で教わったということは全く覚えておらずに、自分で必死に考えて、思いついたという記憶しかありません。

きっと授業の合間にボソっと言われたことが頭の片隅にかすかに残っていて、それをもとにわたしの頭に考えが浮かんできたのでしょう。何となく、孫悟空とお釈迦様の手のひらの話の一節を思い出しました。

先生がお亡くなりになって8年が過ぎました。僕ももう少しがんばらなくてはと思います。

入れ替える理由は……
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by tawashisroom | 2010-08-14 22:26 | 英語教育


7月のtwitterです

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7月のtwitterです。

勝手気ままなことを書いていますね。まあ、それが現実なので仕方がない。いろいろなことのあった一カ月でした。

具体的な投稿はここからご覧になれます
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by tawashisroom | 2010-08-08 11:40 | その他

    

英語教育、授業、研修、iPhone・iPad、自転車についてのあれこれ
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