Welcome to Tawashi's Room 雑記帳


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小学校英語の本は中学校の活動づくりにも役立つ

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小学校外国語活動の推進について決意を新たにし、もっと勉強しようと思って、「すぐに役立つ! 小学校英語活動ガイドブック」(菅正隆 ぎょうせい 2008)を読みました。

一番面白かったことは、小学校の取組は中学校でも役に立つというところです。

35の実践例をざっと流し見をしましたが、「中学校でも十分活用できる活動だな。」というのが最初の感想です。中学校の前倒しということではなく、小学校の取組が中学校でも役に立つということ
です。

たとえば、「2 このジェスチャーの意味は?」の「(2) I am OK, but … 本当の気分は?」などは、次のようなやりとりを行うものです。
A: How are you?
B: (それぞれの気分を込めて) I am OK.
A: Are you happy/sad/sleepy/tired …?
B: Yes./No. I am (本当の気持ちを言う)。

ここでは、Bがどのように “I am OK.” のセリフを言うのか、それをAがどう聞き取るのかが活動の成否のかぎとなっています。そのにこの活動のおもしろさがあります。知的な活動ですね。中学校では、「生き生きとした朗読」やスキット・ドラマ上演の最初の段階で活用できるものです。

ただ、「授業づくり」とあるとおり、1 時間の指導案が載っているわけではありませんので、これだけを手がかりに授業を進めるのは、ある程度、英語活動の経験がある小学校の先生でないとむりです。具体的な指導技術についてはまた別の機会でということでしょう。

いずれにせよ、このようなヒントがあちこちに見つかりますので、中学校の教員にとってもオススメの本です。小学校外国語活動と中学校の英語教育は共通の押さえどころが多いなと思いました。
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by tawashisroom | 2009-06-28 05:02 | 英語


家庭学習の充実に踏み込もう

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このところ、家庭学習について積極的に扱うことは避けてきました。それは、英語の教師としては授業が勝負の場だし、教師と生徒の交流があってこその学習だと思っているからです。これは大学時代に恩師に言われたことでもあります。

ただ、それには限界があることは感じています。単語や英文を覚えるためには授業時間内だけの練習では不十分です。また、言語活動を行うにしても、その準備と本番の時間をすべて50分×105時間(しかも、実際には105時間できないこともありました)の中に確保することはできません。

先日、近くのホールで、梶田叡一さんのお話を聞く機会がありました。ご著書は何冊か読んでいたのですが、お姿をお見掛けしたことはなく、ワクワクしながら出かけました。

とても衝撃的な講演でした。その口調も、話の内容も、日本の教育界の雄にふさわしいものです。とりわけ、「『復習はあてにしないで』という暴論があった」という言葉が心に残りました。

日本の中学生、高校生は家庭で学習しないという言葉をよく聞きます。我が家の中学生を見ても、塾に通っているせいもあるかもしれませんが、自宅で勉強している様子はあまりありません。机の上は本とノートの山です。

また、もし宿題を出されたとしても、私にとっては社会や理科は魔窟そのものですし、妻にとって数学は思い出したくないものだそうです。なくなった祖母が「学校で習ったことはすべて学校に置いてきた」と話していましたが、まさにその通りです。授業中、教師が単純に「家で勉強しろ!」と言っても、生徒や家庭から「そんなの無理です!!」という言葉が返ってきそうです。

それでは、どうすればよいのか。

まず、学校を挙げて「家庭学習を充実しましょう」という方針を掲げ、生徒と家庭に伝えることです。これが推進力となります。

同時に、何をすればよいのかを示し、どうやればいいのか、そして家庭学習をしたことが授業でどう生きるのかも示すことです。

これは思った以上に教師側の準備が大変です。15分の家庭学習のための準備に1時間くらいかかるでしょう。

それでもやる価値はあります。

さまざまな事情で家庭学習に十分な時間が取れない子どもたちへの配慮が必要です。先ほど示した保護者への働きかけで幾分かはよくなるとは思います。また、「何をすればよいか」「どうすればいいのか」をわかりやすく示すことも多少の助けとなるでしょう。

忘れてはいけないことは「時間」です。家庭に帰れば子どもたちは家族の一員であり、また、友達づきあいや塾など、忙しい(といわれる)毎日を送っています。そんなとき、1時間も2時間も英語の学習に費やすことは期待できません。また、日本の子どもたちは家庭学習の時間が少ないという現状もあります。やっぱり、最大30分、お勧めは10~15分でしょう。

では、どんなことがあるのか。それはこの次に。
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by tawashisroom | 2009-06-26 02:56 | 英語

    

英語教育、授業、研修、iPhone・iPad、自転車についてのあれこれ
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