カテゴリ:英語教育( 187 )   

叩きこむための活動づくり──友人からの問いかけ(13)   


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それでは、最後に「叩きこむための活動づくり」について少し考えて見ます。

大げさに言えば、単元設計です。私も昔考えたことがありまして、詳しくは次のまとめをご覧ください。

そこで示したのは次の手順です。
1 やりたい活動を決める。
2 その活動がうまくいったということは、どんなことなのか分析する。
3-1 「2」を踏まえて、4観点に基づいて活動の評価規準を決める。
3-2 「3-1」を踏まえて、それぞれの規準ごとの「A○」「A」「B」「C」「C×」の具体的な姿を描く。
4 「2」を踏まえて、どんな準備活動を授業中に取り入れればよいか、決める。
5 「4」を踏まえて、教科書の内容と結びつけながら、どんな準備活動がどこでできるか、検討する。
6 「3-2」を踏まえて、「5」の活動について、どんな支援ができるか、検討する。
7 「1」~「6」の内容をまとめ、単元の指導計画をつくる。


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by tawashisroom | 2016-09-12 21:14 | 英語教育

「おじさんも負けていられない」──VELCtest研究会に参加して   


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この頃英語の勉強をしていないなと思い、8月6日(土)に東京まで出て、VELCtest研究会に参加してきました。なつかしい顔にいくつも出会ったことも嬉しかったですが、それに加えていろいろな刺激を受けました。

「おもしろい!」と感じた発見
※以下は、研究会に参加して私が思ったことです。とんでもない勘違いがあるかもしれませんが、そのときはごめんなさい。
  • テストの妥当性を考えるときには、テスト得点の解釈と使用法が妥当かを検証することが大切である。
  • 授業中の活動とテストの内容をどう結びつけるのか、家庭学習の内容とテストの内容をどう結びつけるのかを考えたい。テスト終了後、生徒とともに教師もレポートを書くのも一法である。
  • 授業中の活動としてアテレコはおもしろい。教科書の本文で動画がなかったら、教師とALTの掛け合いを撮っておくのもおもしろい。
  • 音痴の私にとっては「英語の歌を使う場合は、音程が外れてもいい。しかし、リズムは大切」という指摘はありがたい。歌の利用はカタカナ英語からの脱却という視点は鋭い。
  • 「アクティブな『講義形式の一斉授業』はないのか」という指摘には考えさせられた。
  • 『生徒に伸びを実感させる授業」が大切なことは同感だし、「『教師主導の授業』ではだめなのか」はもちろんだめではないけれど、教師ばかりが目立つ授業では不十分。
  • アクティブ・ラーニングとPISA型読解力の比較はおもしろい。
  • ご褒美に外国の紙幣に担当教師の顔をコラージュしたものを挙げるというのは最高。
  • 授業中、物理的に学生に近づくことが有効という指摘はそのとおり。
  • 「グルグル」、おもしろい。

もちろん、一番強く感じたことは、なつかしいメンバーはみんなおじさんになっていますが、一人ひとり、英語教育で頑張っていることです。こっちも負けていられません。あるスリムなおじさんに「最後まで楽しい学校づくりに奮闘しろよ。それ以上、腹を出さないように、健康に気を付けて。」と言われたので、学校づくりにも、英語教育にも頑張ります(腹をこれ以上出さないようにして)。

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by tawashisroom | 2016-08-08 11:52 | 英語教育

なんとかして伝えたい──友人からの問いかけ(12)   

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【質問2】中学英語の授業づくりで、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむことは何か。
頭に浮かんだ3つの中で最初の2つ「ア できないと思っていたことも、練習すればできるようになるんだという体験と実感」「イ 自分が間違えても周りの人は笑わないという確信」を説明してきましたので、3つ目の次のことについて話します。

ウ 伝えたい内容がすぐに英語にならないときには、回り道をしても伝えようという姿勢

ここでのキーポイントは2つあります。
キーポイント1 言語で、そして非言語で
キーポイント2 練習と本番と評価規準


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by tawashisroom | 2016-05-04 07:10 | 英語教育

間違いを笑わない雰囲気づくり──友人からの問いかけ(11)   


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【質問2】中学英語の授業づくりで、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむことは何か。
イ 自分が間違えても周りの人は笑わないという確信
キーポイント1の「生徒が間違えても、他の生徒にバレないようにする」に続いて、キーポイント2に触れます。

キーポイント2 友だちの間違いを気づいても笑う生徒はいない雰囲気をつくる

まず、授業のルール作りを年度の最初の授業で教師から示すことが大切です。そのときに「友だちの間違いを笑ってはいけない理由」を説明するだけでは、私の場合は生徒の心は動きませんでした。中学生は大人と同様に論理だけでは動きません(論理がなければ、絶対動きませんが〉。説得はされても納得にはならないのです。後押しが必要です。


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by tawashisroom | 2016-04-16 21:06 | 英語教育

間違えがばれない工夫──友人からの問いかけ(10)   


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【質問2】中学英語の授業づくりで、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむことは何か。
イ 自分が間違えても周りの人は笑わないという確信

ア「できないと思っていたことも、練習すればできるようになるんだという体験と実感」についていろいろ書いてきましたが、「イ」に移ります。

中学生のプライドはとても高く、友達の前で恥をかくことを大変嫌います。私もときどき「自分もプライドが高い。直さなくては」と自戒することがありますが、中学生はそれ以上です。しかし、英語の授業で生徒が間違えることは避けられません。間違えながら覚えます。だったらどうするのか。

大切なことは、生徒は間違えることが嫌なのではなく、友だちに気づかれて笑われることが恥だと思っているのです。だから、ここでのキーポイントは次の2つです。
キーポイント1 生徒が間違えても、他の生徒にバレないようにする
キーポイント2 友だちの間違いを気づいても笑う生徒はいない雰囲気をつくる


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by tawashisroom | 2016-03-27 07:17 | 英語教育

「できるようになった」ことを実感させる──友人からの問いかけ(9)   


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【質問2】中学英語の授業づくりで、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむことは何か。
ア できないと思っていたことも、練習すればできるようになるんだという体験と実感

アについての1~3「魅力ある『できないこと』を探す」「『できる』ようになるキーポイントを探す」「キーポイントを練習で身につける体験をさせる」に続いて、4つめ「その体験を実感させる」について書きます。これも意図的に授業に組み込まないと、なかなかうまくいきません。体験だけでは十分な実感が生まれにくいのです。


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by tawashisroom | 2016-03-24 06:16 | 英語教育

「できないこと」を練習によって「できる」ように──友人からの問いかけ(8)   


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【質問2】中学英語の授業づくりで、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむことは何か。
ア できないと思っていたことも、練習すればできるようになるんだという体験と実感

アの4つのポイントのうち、2つめの「キーポイントの洗い出し」と3つめ「練習による習得体験」について書きます。


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by tawashisroom | 2016-03-21 11:20 | 英語教育

魅力ある『できそうもないこと』を探す──友人からの問いかけ(7)   


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【質問2】中学英語の授業づくりで、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむことは何か。
ア できないと思っていたことも、練習すればできるようになるんだという体験と実感

アについて書きます。
他のことも大変ですが、アは特別に手間がかかります。思い浮かぶだけでポイントが4つあります。しかし、どれも教師にとってやりがいが感じられることです。
ポイント1 「生徒にとって魅力を感じられる『できないこと』」を探す
ポイント2 「できないこと」を「できる」ようにするキーポイントを洗い出す
ポイント3 そのキーポイントが練習によって身に付くことを体験させる
ポイント4 その体験を実感させる

ポイント1について考えました。


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by tawashisroom | 2016-03-18 06:34 | 英語教育

授業づくりのために叩きこむ3つのこと──友人からの問いかけ(6)   


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【質問2】中学英語の授業づくりで、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむことは何か。

「【質問1】中学英語の授業づくりで、自分自身が出会った疑問はなんであったのか。」について思いついたことは書きましたので、質問2に移ります。

いただいた質問「中学英語教育の中でも、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむ事項というのはあるのか。」を「中学英語の授業づくりで、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむことは何か」に変えて、考えてみました。

正直に答えるとこう尋ねられると、公立中学校の元教員としては、文科省の学習指導要領の内容ですという答えになります。しかし、友人の聞きたいことはそうではなく、授業づくりの基礎とか重点とかでしょう。(実は、後で本人に直接尋ねてみると、文法や語彙などの中のコアになるものを聞きたかったそうです。こちらの勝手な思い込みでした。スミマセン。でも、そのおかげで授業づくりについて考えをまとめることができました)

この3点が頭に浮かびます。
ア できないと思っていたことも、練習すればできるようになるんだという体験と実感
イ 自分が間違えても周りの人は笑わないという確信
ウ 伝えたい内容がすぐに英語にならないときには、回り道をしても伝えようという姿勢


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by tawashisroom | 2016-03-14 06:38 | 英語教育

覚える活動の見直し──友人からの問いかけ(5)   


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【質問1】中学英語の授業づくりで、自分自身が出会った疑問はなんであったのか。

質問1への最後の答えは「覚える活動」についてです。いまさらなんだ、初任者かと思われるかもしれませんが、授業づくりを進めていってぶつかった壁なのですからしかたありません。

また、本来ならば、このあとにcan-doリストなどが入ってくるのですが、学校現場を離れてしまったので、正面から取り組むことはまだありません。これからが勝負かもしれません。



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by tawashisroom | 2016-03-12 20:54 | 英語教育