年間140時間から105時間へ   

Nov. 13, 2000
本日,ある研究会へ参加し,いろいろなことを考えました。

その1
川崎市の先生の実践発表を聞いて,とても勉強になりました。さまざまな視点からよく授業設計が考えられていて,自分自身の参考になるところが数多くありました。また,総合教育センターと現場の先生方の連携がよく取れていて,よし,私も頑張らなくてはと強く感じました。

その2
105時間について分科会でも,講演会でも考えさせられました。

昼食の時間でも体育館でイスに座り,お弁当を食べていると,後ろの方から「必修では基礎・基本だけやってればいいのよね」などという言葉も聞こえてきます。

分科会では「週4では3で基礎・基本を,1でコミュニカティブな活動をするという方法をやってみると大きな効果があがった。週3では基礎・基本を2,コミュニカティブ1でどうか」という意見もありました。また,講演会では「Y字路のように,こちらへ行くと基礎・基本,そちらへ行くとコミュニカティブなどというお話もありますが,実際には一本道で,基礎・基本をやりながらコミュニカティブなこともしていくのです。」というご示唆をいただきました。

あれこれ考えてみて,やっぱり教科書をうまく料理していくのが一番かなと感じています。準備する時間が無限にあれば教科書を離れた活動を大胆に組み込むのも可能かと思いますが,実際には忙しい日々が続きます。そんなとき,頼りになるのが教科書です。必要な語彙・文のしくみも整頓(?)されて提示してあり,話題も多彩なものが用意されています。ただ,コミュニカティブな活動に乏しいのが欠点ですが,その場その場の生徒の実状にあった活動を用意するのが教師です。

そして,年間105時間でますます重要になるのが,そのコミュニカティブな活動と教科書をうまく結びつけることです。140時間あればこの2つが離れていても何とかなるかもしれませんが,105では連携が欠かせません。どのように教科書をもとにスピーチ・チャット・劇・日記などを実施するのか,教師の腕の見せ所です。ALTとのT・Tも投げ込み教材は徐々に減り,教科書との結びつきを意識した実践を増やさなければいけません。

さあ,どんなことができるのでしょうか。とても大変ですが,とても楽しみです。
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by tawashisroom | 2001-01-01 08:57 | 英語教育

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