叩きこむための活動づくり──友人からの問いかけ(13)   


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それでは、最後に「叩きこむための活動づくり」について少し考えて見ます。

大げさに言えば、単元設計です。私も昔考えたことがありまして、詳しくは次のまとめをご覧ください。

そこで示したのは次の手順です。
1 やりたい活動を決める。
2 その活動がうまくいったということは、どんなことなのか分析する。
3-1 「2」を踏まえて、4観点に基づいて活動の評価規準を決める。
3-2 「3-1」を踏まえて、それぞれの規準ごとの「A○」「A」「B」「C」「C×」の具体的な姿を描く。
4 「2」を踏まえて、どんな準備活動を授業中に取り入れればよいか、決める。
5 「4」を踏まえて、教科書の内容と結びつけながら、どんな準備活動がどこでできるか、検討する。
6 「3-2」を踏まえて、「5」の活動について、どんな支援ができるか、検討する。
7 「1」~「6」の内容をまとめ、単元の指導計画をつくる。




ただ、これを最初からやるのは、多大な時間と気力、そして教授法の知識が必要です。余裕があればいいのですが、実際にはなかなかありません。では、どうするか。

やっぱり、教科書をうまく生かすことが手っ取り早い方法です。目の前の生徒たちには合っていないところがあるかもしれないけれど、英語のことをよく知っている人たちがたくさん集まって(「船頭多くして‥‥‥」ということもあるけれど)、多大な時間とお金をかけて作った本です。それをうまく利用しない手はありません。

もちろんブレンドの割合はいろいろあります。教科書95%+自分の工夫5%でもいいと思いますし、教科書20%+自分の工夫80%ということも考えられます。しかし、私は中学校の教師なので、教科書70%+自分の工夫30%くらいがせいぜいかなと思います。その割合でも、自分のやりたいことはいろいろとできます。拙実践から例を挙げます。
○ Play & Guess‥‥教科書を元にしたSkitづくりと上演
○ That's the Story‥‥中学校2年生がストーリーテリングに挑戦
○ Our Chat Will Go On‥‥台本なしのペチャクチャおしゃべり
○ Diary of Dreams‥‥アイディアあふれる書く活動(絵付き日記)

もう20年近く前の実践ですが、ご勘弁ください。

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by tawashisroom | 2016-09-12 21:14 | 英語教育

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