Welcome to Tawashi's Room 雑記帳



魅力ある『できそうもないこと』を探す──友人からの問いかけ(7)


(c) .foto project


【質問2】中学英語の授業づくりで、基礎の基礎として、これだけはと叩きこむことは何か。
ア できないと思っていたことも、練習すればできるようになるんだという体験と実感

アについて書きます。
他のことも大変ですが、アは特別に手間がかかります。思い浮かぶだけでポイントが4つあります。しかし、どれも教師にとってやりがいが感じられることです。
ポイント1 「生徒にとって魅力を感じられる『できないこと』」を探す
ポイント2 「できないこと」を「できる」ようにするキーポイントを洗い出す
ポイント3 そのキーポイントが練習によって身に付くことを体験させる
ポイント4 その体験を実感させる

ポイント1について考えました。




ポイント1 「生徒にとって魅力を感じられる『できないこと』」を探す
生徒にとって面白そうなことで、今はできなくて、しかも数週間後にはできるようになることって何でしょうか。

中学校の英語の授業なら「スキットの作成・上演」「ドラマチックな音読」「電話での会話」などが出てきます。(いずれも自分の実践です) どれもコミュニカティブな活動になってしまいます。英語のマンガを読むことなども入るかもしれません。自分の経験を振り返ってみると、中学校のときには Peanuts (いわゆるチャーリー・ブラウンとスヌーピーですね)を英語で読みたいと思いましたし、高校生の時は Mad Magazine などを読むのが好きでした。わざわざ東京の大型書店まで買いに行ったのも懐かしい思い出です。

なんであれ、単元最初のガイダンスのときに「生徒に魅力を感じさせる」ようなプレゼンが大切ですし、数週間後にはできるようになるような練習計画も大切です。そして、一番重要なことは、これを教科書を使った授業に組み入れることです。投げ込みイベントのようなかたちだと、授業の進行も遅れてしまいますし、生徒の関心も薄れてしまいます。教科書を使いながら、うまく活動の練習にもなっているという、「一粒で二度おいしい」活動になるような工夫が鍵です。

大学の英語以外の授業だとどんなものがあるのでしょうか。教師の腕の見せ所です。


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by tawashisroom | 2016-03-18 06:34 | 英語教育
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このBlogは拙ホームページ「こんな英語の授業をしています Welcome to Tawashi's Room」の雑記帳です。最初の記事は1998年10月30日でした。
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