Welcome to Tawashi's Room 雑記帳



思い込みからの脱却と色とりどりのリーディング練習の工夫

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先月、語学教育研究所の研究大会に参加しました。いろいろな収穫がありましたが、なんといってもビデオ発表だった高校の先生のリーディング発表の工夫には感服しました。

音読練習が3種類ありました。まず、最初はふつうに教科書を見ながらの音読です。これは、私もやったことがあります。(やったことのない中学校の英語の先生はいないでしょう。)




それから、ワークシートを使って、ところどころ隠された本文を使っての音読練習です。これもやったことがあります。本文を一部塗りつぶしたワークシートを使うことが多かったですね。授業でOHP(Over Head Projector 50代の方はご存知ですよね)を使って本文をスクリーンに映し出していた頃は、シートの上に鉛筆とか消しゴムなどを乗せて、スクリーンに写った本文を鉛筆や消しゴムの影で少し隠していました。

最後の練習は、Partial Sight Translation Readingでして、本文の一部を翻訳し、英文と和文混在型のワークシートを使った練習でした。1番目の練習や2番めの練習とは少し違います。これを見て、ドキッとしました。「そうか、いろいろな練習方法を組み合わせいいんだ」と強く思い、「ああ、自分自身、思い込みが激しいんだな。もっと、いろいろな人の実践を知らなければダメだな。」と感じました。

とても勉強になった研究大会でした。

ちょっと恥ずかしい後日談があります。このメモを書いたあと、音読練習について自分の実践を見なおしていたところ、こんなものがありました。("Talk on the Phone")

○ のんびりコース 本文そのまま
○ ゆったりコース 本文の一部を塗りつぶす
○ いそいそコース 本文を大幅に塗りつぶす
○ どんどんコース 本文の一部を日本語に直す
○ びゅんびゅんコース 本文の一部を日本語に直し,さらに別の場所は動作の指示にする

これまで書いてきた3種類の練習方法は「のんびり」「ゆったり」「どんどん」に当たります。ただ、(ここから書いていて顔が赤くなってくるのですが)、「のんびり」や「ゆったり」に加えて「どんどん」を取り入れた取組をしたのは、この実践"Talk on the Phone"が最初で最後でした。語研のビデオ発表のように、継続的な取組ではありませんでした。私の場合は、きっと、知らず知らずのうちに授業の工夫が守りに入っていたのでしょう。もっと攻めなくてはと、また強く思いました。
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by tawashisroom | 2014-12-29 11:20 | 英語教育
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このBlogは拙ホームページ「こんな英語の授業をしています Welcome to Tawashi's Room」の雑記帳です。最初の記事は1998年10月30日でした。
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