Welcome to Tawashi's Room 雑記帳



メモ26 クイズ発表会の準備は教科書中心の授業の中で少しずつ #英語授業再検討

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「英語授業ハンドブック」の中でクイズ発表会の準備と開催の流れが示されていました。わかりやすく簡潔にまとめられていたので、授業を組み立てるときにとても役立ちそうです。

私も自己紹介を初め、いくつかの発表活動に取り組んでみましたが、そのときには教科書のあるレッスン終了後にまとめてやるのではなく、教科書中心の授業と組み合わせ、平行して行うようにしていました。そのほうが授業が充実しやすかったのです。




クイズ発表会を例にして話を進めます。この活動で生徒が苦労することはいくつかあります。私もレッスン終了後に発表活動をまとめて位置づけていたときには、「ちゃんとした英文を」ということばかりに目がいきがちでしたので、「分かりやすいプレゼンを」や「クイズのネタ作りをしっかり」などのことは忘れがちでした。そうなると、台本もうまく作れず、プレゼンもうまくいかずという結果になってしまい、生徒も私もストレスがたまってしまいます。

そこで、教科書の本文を扱う授業も発表活動の流れに組み込んでしまい、生徒にもそれを示しました。そうすると、クイズ発表の準備もうまくいきますし、教科書中心の授業も充実しやすかったのです。

たとえば、本文の音読のときには「クイズ発表会ではみんなの前に立って発表するんだけれども、どのくらいの声の大きさがいいのかな」「教科書をチラチラ見てもいいけれど、声を出すときの視線はどこに向ければいいのかな」などと呼び掛け、クイズ発表会のための音読練習ということを前面に押し出しました。

また、そのレッスンで取り上げる文法などの新出事項を導入したり、本文の内容をオーラルで導入したりするときにも、クイズ形式が使えます。つまり、生徒はクイズ発表の例(教師がやるので、多分「すぐれた例」?)に数多く触れることができます。

そして、「クイズのネタ作り」についてもレッスンの最初の授業でオリエンテーションをするときから「一日一個は作ってみよう」などとして記入用のワークシートを配っておけば、万全です。もちろん、最後のクイズづくりのときにはまったく新しいアイデアを出すかもしれませんが、それはそれでかまいません。教科書中心の授業でアイデア出しの練習をしておくわけです。

あわせて、習ったばかり文法事項を含んだ文を作る練習をするときにも、クイズ形式が使えるかもしれません。

もちろん、欠点もあります。すぐに頭に浮かぶのは、授業のコマ数のことです。たとえば、通常、練習問題も含めたひとつのレッスンに6時間、その後のクイズ準備・発表に2時間かかるとしたら、合計8時間。おそらく、私の教科書・準備並行方式だと9時間くらいはかかるでしょう。つまり、1コマ余計にかかります。

しかし、その欠点を補ってあまりある充実した授業ができると思います。(もちろん、失敗したこともありますが) 授業コマ数については年間指導計画をにらみながらの調整となりますが、なんとか切り抜けていました。

言語活動と教科書中心の授業の平行進行、お勧めです。

※参考文献 大修館 英語授業ハンドブック 中学校編 金谷憲代表編集 大修館書店 2009

※お時間があれば次の拙メモもご覧ください。
 ・授業で勝負!  ・授業で勝負! その2
 ・英語の授業での教え合い、学び合い
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by tawashisroom | 2013-09-21 06:48 | 英語教育
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このBlogは拙ホームページ「こんな英語の授業をしています Welcome to Tawashi's Room」の雑記帳です。最初の記事は1998年10月30日でした。
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