Welcome to Tawashi's Room 雑記帳



アクション・リサーチ全国大会はお土産いっぱい!

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今日は、日本教育アクション・リサーチ・ネットワーク第2回全国大会が神奈川大学で開催されたので、勉強のために参加してきました。講演あり、さまざまな発表ありと、ためになることが満杯の会でした。その中で、特に考えさせられたことをいくつか書きます。(私にとってのキーポイントなので、もしかすると勘違いがあったり、的外れなところもあると思います。そこはご勘弁。)

○ 「校内研修は難しい!」と言われていることについて
○ 「3年間の校内研修計画立案」について
○ 小学校外国語活動で「興味を持って推理し、考える力」や「聴いたコトバをもとに活動する力」に着目したことについて
○ 異学校間でメンタリングをすることについて





○ 「校内研修は難しい!」と言われていることについて
「先輩の授業を見せてもらいにくい」とか「相談しても話を聞いてくれない」などの、教師の「同僚性」の低下についてお話がありました。確かにそういうところがあると思います。

しかし、それ以上に「仕事増」と「多忙感」が校内研修実施困難の理由として上がってくるのではないでしょうか。また、同僚性の低下の原因の一つにも「多忙感」があると感じます。

教師の毎日は忙しいものです。でも、そういってもなんにも解決しないと思います。朝から夕方までいろいろなことが起こって、ようやく日が暮れてから一息つくという日は確かにあります。しかし、毎日そうだっていうことはまずありません。「毎日、息つく暇もない」ということは、思い込みに過ぎないのではないのでしょうか。私などは、その思い込みを勉強不足、授業の準備不足の言い訳にしていましたこともあります。その弱点に気づかせるようなしくみの一つとして、魅力的な校内研修があるのでしょう。


○ 「3年間の校内研修計画立案」について
英語教員の校内研修をやるのなら、1年計画ではなく、3年計画を立ててしまおうというお話がありました。これは盲点でした。校内研修の複数年計画を立ててみることはまったく私の頭には浮かびませんでした。固定観念にとらわれてはいけないと耳にたこができるほど言われているのに、どうしようもない石頭です。

もちろん、実施するためにはいろいろな課題があります。3年間に英語担当教員の異動はないのかとか、時間の確保はどうするのかとか、他教科とのバランスを管理職はどう判断するのだろうか(でも、すごい管理職なら、英語科を起爆剤にして、他教科でも進めるんだろうな)とか、次々に解決すべきことが思い浮かびます。しかし、それを差し引いても、校内研修を3年計画で進めるなんて、とても魅力的なアイデアです。

そして、それを今の仕事に置き換えてみると、3か年計画を自分で立ててみる──ちょっと大変だけれど、もしかするととてつもないことができるかもしれません。ワクワクしてきました。このワクワク感をいろいろな人に伝えたいなと思います。

作成のヒントは「can-do list」「teaching portfolio」「自立的学習者リスト」などです。


○ 小学校外国語活動で「興味を持って推理し、考える力」や「聴いたコトバをもとに活動する力」に着目したことについて
小学校外国語活動の発表を聴いて、中学校の授業へしっかりとつながる内容だなと感じ、やっぱり小・中の連携は大切だなと思いました。それから、自分のやってきた授業に太鼓判を押してもらったような気がして、とてもうれしくなりました。

ある実践発表で、小学校の英語活動で、意味のやりとりを通して子どもたちに「興味を持って推理し、考える力」や「聴いたコトバをもとに活動する力」を育てるということが、授業づくりの視点の一つとして提示されたのです。

「興味を持って推理し、考える力」は、中学校の英語の授業でも大切です。「あれ、今なんて言ったのかな?」と迷っても、これまでの話の流れをもとに、聞き取った単語などから推測して「きっとこうなんだな」と判断することは、中学校英語の授業の聞く活動ではとても大切な技能です。また、「ここまではこんな話だったのだから、この次はこんなことが起こるんだろうな」と今後の話の流れを想像して、実際に聞こえてきた内容と比べること(仮説設定&検証というやつですね)も同じくらい大切なことです。音声を文字に置き換えれば、読む活動でのキーポイントとなります。

「聴いたコトバをもとに活動する力」を育てるということは、「コトバを聴いて何かするようなタスクを与える」という場面設定が不可欠ですので、簡単なコミュニケーション活動を組み立てることが必要になります。これもまさに中学校でやっていることですね。

もちろん難易度に違いはあります。また、外国語活動と英語の授業ではねらいも評価規準も違いますので、同一の視点から比較はできません。でも、この二つはつながっているなということを実感しました。

中学校になると、これに「しつこいばかりの定着活動(ドリル)を行って、しかも生徒を飽きさせない」という工夫が付け加わるわけです。


○ 異学校間でメンタリングをすることについて
この実践は英語について異学校間でメンタリングを進めた取組みですが、近隣の中学校数校では、校内研修の一環として全教員がバディを組み、メンタリングを進めています。この点については勉強不足なので、もっと勉強しなくてはと思っています。
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by tawashisroom | 2012-10-07 19:49 | 英語教育
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このBlogは拙ホームページ「こんな英語の授業をしています Welcome to Tawashi's Room」の雑記帳です。最初の記事は1998年10月30日でした。
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