Welcome to Tawashi's Room 雑記帳



語研発表参加メモその3 言語活動と本文音読

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語研の授業を見て感じることの一つは、授業の本時の目標を何にすればいいのかなということです。

これまでは、たとえば「現在進行形の疑問文について理解し、それを用いた応答をすることができる。」などのように、言語活動の簡単なものを意図して、本時の目標とすることがほとんどでした。授業はlearning Englishとusing Englishをうまく組み合わせ、互いが関連するように組み立てようと工夫してきたつもりです。

一方、今年の語研の授業公開で拝見したものは、教科書の音読が活動の柱になっていました。これでも30年近く語研の会員だったのですが、あまりまじめな会員でなかったもので、こんなことを書くとお叱りを受けてしまうかもしれません。ただ、あの授業はとても魅力的で、真似したくなるものでした。しかし、気になることは、新出言語事項が現在分詞の後置修飾であったためか、そのドリルが授業中ほとんどなかったことです。授業者のコメントでは「通常では少し練習することもあります」などの言及がありました。



音読が大切だということはわかってはいるのですが、音読を柱にして授業を組み立てることがあまりありませんでした。その理由は、多分次の二つです。

その1 英語の授業は、文法事項を活用できるようにすることが最も大切であり、そのためにはその文法事項を用いた言語活動を実施することが必要だと思っていた。

その2 音読の指導が苦手で、授業で音読させてもうまくいかず、生徒も教師もストレスが溜まった。

その2については、その後自分なりにいろいろと試して解決のヒントには気づいたつもりです。しかし、その1の後半部分「その文法事項を用いた言語活動を実施することが必要」という呪縛が強く、そこから抜け出せなかったなと、今は思います。

音読中心の授業もいいものだと思います。ただ、それ一辺倒でも、少なくとも自分の力では、基本的な言語事項がきちんと定着するかどうか自信がありません。だから、これまでの言語活動を柱に据えた授業と、音読を柱にした授業をうまく組み合わせて単元を構成するのがいいのでしょう。(多分、語研でもそう言っているのでしょう。不真面目な会員ですみません。)
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by tawashisroom | 2011-12-01 23:33 | 英語教育
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このBlogは拙ホームページ「こんな英語の授業をしています Welcome to Tawashi's Room」の雑記帳です。最初の記事は1998年10月30日でした。
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