Welcome to Tawashi's Room 雑記帳



「ダメな授業だ」などと言わないで

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「キャラクター小説の作り方」(大塚英志 角川文庫)からの二つめの引用です。
「僕はミステリーやホラー小説の書評を半端なライターが偉そうにこのプロットは破綻している、と書いているのをみる度にやれやれと思います。そんなことを指摘するのは「評論」ではありません。破綻していても無理やり読ませてしまう、というのがプロの書き手であって、読者でありかつ将来は作者を目指すあなたたちは「物語が破綻している」などとしたり顔でいうだけの人たちを決して見習わないで下さい。他人の「破綻」は自分の技術を磨くためにのみ活用することです。」(p.149)

「破綻していても、無理やり読ませてしまう、というのがプロ」というのは授業でも同じです。それがプロの教師です。(いつも破綻してばっかりでは困ってしまいますが)

ズキンと来たのは、後半の「したり顔でいうだけの人たちを決して見習わないで下さい」のところです。英語の授業でいうと、教員の授業を見て指導する人たち、つまり指導主事や管理職のことかなと最初は思っていたのですが、よく考えるとそれだけではありません。初任者、中堅、ベテランを問わず、先生方全員に必要なことだと思います。

他人の授業を見るときでもこの姿勢は大切ですし、自分の昔の実践を振り返るときにも「若気の至りでお恥ずかしい」などとは済ませていられません。

そうしないと、英語教員の力量アップなんて無理ですものね。
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by tawashisroom | 2010-08-24 05:03 | 英語教育
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このBlogは拙ホームページ「こんな英語の授業をしています Welcome to Tawashi's Room」の雑記帳です。最初の記事は1998年10月30日でした。
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